【今月のテーマ:火地晋(かちしん)〜成果を明らかにし、正しく評価を受けながら一段上へ進む〜】
2026年10月(10月8日〜11月6日)は、九星盤の中央に「九紫火星」が座ります。
9月の「水地比」によって人との結びつきを深め、信頼の輪をつくった後10月はそのつながりを力に変え、成果を社会に示していく一ヶ月となります。
易卦が示す「火地晋」は、大地の上に太陽が昇り、明るさが広がりながら物事が前進する姿を表しています。
今月は、内側で温めてきた計画や実績を外へ向けて発信し、正当な評価を得ることが求められます。
ただし、目立つことだけを目的にすると足元を失います。
周囲への感謝と謙虚さを忘れず、実力に見合った一歩を着実に進めることが、さらなる発展を呼び込む鍵となります
1.経営の急所:実績を見える化し、「前進」の経営を実現する
九紫中宮の月に重なる「火地晋」は、これまで積み重ねてきた努力を整理し、社内外に分かりやすく示すことを促します。
新しいことに飛びつく前に、既存事業の強み、顧客から評価されている価値、社員が生み出してきた成果を明確にしてください。
・軍師の助言:今月は、実績や強みを数字、事例、顧客の声などで見える形に整え、発信の質を高めてください。
営業資料やウェブサイト、社内報などを見直し会社がどこへ向かうのかを誰にでも理解できるようにすることが大切です。
ただし、見栄を張った宣伝や過大な約束は避けるべきです。
事実に基づく誠実な発信が信頼を広げ、次の機会を引き寄せます。
2. 人事の要:社員の才能を照らし、「承認」の文化を育てる
火地晋の月は、一人ひとりの持ち味や成果に光を当て、適切に評価する好機です。
目立つ成果だけでなく、周囲を支えた働き、改善を積み重ねた努力、将来性のある挑戦にも目を向けてください。
認められている実感が、社員の自信と意欲を育てます。
・軍師の助言:評価の基準を明確にし、本人が次に伸ばすべき力を具体的に伝えてください。
表彰や称賛は一部の人だけに偏らせず、日常の仕事の中で小さな成果にも光を当てることが重要です。
また、優秀な社員を急に引き上げるだけでなく、周囲が学べる機会をつくり、組織全体の底上げにつなげましょう。
光を分け与えるリーダーシップが、長く続く成長を生みます。
3. 決断の指針:時機を見極め、正々堂々と「昇進」の道を選ぶ
今月は、努力が実を結びやすく、昇格、事業拡大、新しい提案などを前に進める力があります。
一方で、勢いに乗って準備不足の投資をしたり、周囲の評価を気にして無理な約束をしたりすると、後で歪みが生じます。
進む価値がある案件か、今が適切な時機かを冷静に見極めてください。
・軍師の助言:決断の前には、目的、成果の基準、必要な資源、撤退条件を明らかにしてください。
追い風を感じる時ほど、反対意見や見落としを確認する姿勢が必要です。
関係者への説明責任を果たし過去の協力者への感謝を忘れずに進めば、昇進の勢いは一時的なものではなく、確かな成長の
流れになります。
【今月の開運処方箋】
照明(しょうめい)の薬:仕事場や玄関の照明を整え、朝にその日の最重要課題を一つ書き出してください。
明るい環境で優先順位を明確にすることが、判断力と行動力を高めます。
登陽(とうよう)の薬:赤、朱、紫などの色を小物や資料のアクセントに取り入れ、これまでの成果を一つ周囲に紹介してください。
自分だけでなく、協力してくれた人の功績も一緒に伝えることで、運気の上昇が組織全体に広がります。
【今月のチェックリスト】
□自社の実績や強みを、数字や事例で分かりやすく見える化しましたか?
☐社員一人ひとりの成果や努力を、具体的な言葉で認めましたか?
☐新しい投資や事業拡大について、時機と撤退条件を確認しましたか?
☐社外への発信で、事実に基づく誠実な約束を心がけていますか?
☐成果の背後にいる協力者へ感謝を伝え、共に次の段階を目指せていますか?
【プロフィール】社会保険労務士として26年、数千件の労務相談を解決。気学と易を融合させた独自の経営コンサルティングを展開中。