【今月のテーマ:天地否(てんちぴ)〜閉塞を乗り越え、内なる「基盤」を固める時〜】
2026年4月(4月5日〜5月4日)は、九星盤の中央に「六白金星」が座ります。
3月の「沢天夬」による決断と決行で一気に進んだ後、4月は「天地否」の卦が示すように、物事の停滞や閉塞感を感じやすい時期となるでしょう。
天の気は上に昇り、地の気は下に降るが如く、上下の意思疎通が滞り、組織内外での不和が生じやすい運気です。
しかし、これは決して悪いことばかりではありません。
この閉塞感を好機と捉え、内なる基盤を固め、来るべき好転の時に備える「守り」と「調整」の一ヶ月と心得ましょう。
1. 経営の急所:閉塞を打破する「内省」と「再構築」の経営
3月の勢いが一段落し、外部との連携や新規展開にブレーキがかかるかもしれません。
しかし、これは足元を見つめ直し、組織の内部構造や既存事業の課題を洗い出す絶好の機会です。
無理に外へ向かうのではなく、内部の強化に注力してください。
・軍師の助言: 外部環境が不透明な時こそ、自社の強みと弱みを徹底的に分析し、事業ポートフォリオの再構築を検討してください。
特に、3月に急拡大した部分に無理が生じていないか、既存顧客との関係に綻びがないかなど、足元の「守り」を固めるこ とが重要です。
無駄を省き、効率化を図ることで、閉塞感を乗り越えるための体力を養いましょう。
2. 人事の要:不和を解消する「対話」と「規律」の再徹底
「天地否」の象意は、上下の意思疎通の滞りを示唆します。
組織内で不満や不信感が募りやすい時期ですので、経営者自らが積極的に社員との対話の機会を設け、現状の課題や不満を吸い上げる努力が必要です。
同時に、六白金星の持つ「規律」の力を借り、組織の基本原則を再確認し、足並みを揃えることが求められます。
・軍師の助言:形式的な会議だけでなく、非公式な場での意見交換や、匿名でのアンケートなどを活用し、社員の「本音」に耳を傾けてく ださい。
特に、中間管理職層が抱える問題や、部署間の連携不足が顕在化しやすい時期です。
風通しの良い組織文化を醸成するため、コミュニケーションの仕組みを再構築し、規律の中にも柔軟性を持たせることで、組 織の「絆」を深めましょう。
3. 決断の指針:焦りを捨て、来るべき「好転」に備える
閉塞感の中で焦りを感じ、性急な決断を下したくなるかもしれませんが、今月は「待つ」ことも重要な戦略です。
現状維持に徹し、軽率な行動は慎むべき時。
しかし、ただ待つのではなく、来るべき好転の時に備え、水面下で着々と準備を進めることが、経営者としての真価を問われます。
・軍師の助言: 新規事業や大型投資など、大きな決断は一旦保留し、情報収集と分析に時間を費やしてください。
特に、外部からの甘い誘いには注意が必要です。
信頼できるブレーンや専門家との意見交換を密に行い、多角的な視点から状況を判断する冷静さを保ちましょう。
今は「種を蒔く」時期であり、焦って「収穫」を求めないことが、将来の大きな成功に繋がります。
【今月の開運処方箋】
内観の薬: 毎日5分でも良いので、静かに瞑想する時間を取り、自身の内面と向き合ってください。
心のざわつきを鎮め、冷静な判断力を養います。
整理の薬:会社の書類やデータ、物理的なオフィス空間など、あらゆる「情報と空間」の整理整頓を徹底してください。
不要なものを手放すことで、思考の閉塞感が解消され、新しいアイデアが生まれる余地ができます。
【今月のチェックリスト】
☐3月に実行した施策について、その効果と課題を詳細に分析し、改善策を検討しましたか?
☐組織内のコミュニケーション不足を解消するため、経営者自らが具体的な行動を起こしましたか?
☐焦りや不安から、性急な決断を下そうとしていませんか?今一度、その判断の妥当性を再検討しましたか?
☐オフィスやデスク周りだけでなく、頭の中の情報も整理し、思考のクリアさを保っていますか?
【プロフィール】社会保険労務士として26年、数千件の労務相談を解決。気学と易を融合させた独自の経営コンサルティングを展開中。